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ゼロになるからだ

2010/01/11
ゼロになるからだゼロになるからだ
(2002/04)
覚 和歌子

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以前の記事で貼り付けた「いのちの名前」、そして「いつも何度でも」
これら「千と千尋の神隠し」のテーマソングの作詞を行っているのは、覚和歌子さん。
その完成されたスピリチュアルな言葉の世界に惹かれ、詩集を購入しました。

どれも自由詩ですが、3部構成になっています。
これにより、徐々にクライマックスに近付いているという感覚を起こさせ、
読み手の心象を上手く操作しているように思えました。

第一部は、「生きている不思議」
 極めて短編小説に近い内容のものが配置されています。
第二部は、「ゼロになる身体」
 急に感覚的で短い詩的な表現の作品が並びます。
第三部は、「死んでいく不思議」
 詩的な余韻を残しつつ、段々と物語へ遷移していきます。

最後の数話は、それまでの神秘的な流れに酔いしれた心で読むことになり、
感動で鳥肌が立ってしまいました。鼻の奥がジンとしました。

般若心経のように唱えること、讃美歌のように歌うこと。
覚和歌子さんの作品からは、それらと同等のものが感じられました。
ひとりひとりが、何事にも執着せず、誰にも惑わされない、
自分の生きる指針となる言葉を歌うこと。
それが信仰なのでは?読後、そんな結論に至りました。

最後に、私が大好きな「いつも何度でも」の歌詞を。
一言も無駄なく、全ての言葉に共感できてしまいます。
私にとっての聖歌は、コレかも知れません。

いつも何度でも


呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい
かなしみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える
繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど この両手は 光を抱ける

さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも何度でも 夢を描こう
かなしみの数を 言い尽くすより 同じくちびるで そっとうたおう
閉じていく思い出の そのなかにいつも 忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも 新しい景色が 映される

はじまりの朝の 静かな窓 ゼロになるからだ 充たされてゆけ
海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから


死を考えずに、どうして生きられようか?
空気に感謝できないのと同じこと。
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