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予定不調和

2010/05/22
予定不調和 (DIS+COVERサイエンス)予定不調和 (DIS+COVERサイエンス)
(2010/04/15)
長神 風二

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尊敬する 大隅典子さんのブログ で紹介されてて気になった本。

レビューの前にまず 『 予定調和 』 とは何か?
ライプニッツの説。単純で相互独立的なモナドの合成体である世界は、
神の意志によってあらかじめ調和すべく定められているのだという考え。
(モナドとは、不可分で不滅の実体のこと。日本語でいうと単子。)
現代日本では 「 予測通りの物事が起きること 」 という俗語として用いられる。

本書の 『 予定不調和 』 とは、ある技術だけを推し進めた際に生じる歪みのこと。
フィクションの近未来に、ノンフィクションの解説が添えられている。
あえて不気味な未来を予測した作者の結論とは・・・読んでからのお楽しみ。

もっと専門的な内容を期待していたのに、一般向けのSFのようだったのが残念。
しかし2010年春の発売とあって、分野をまたいだ科学の最新情報を得られました。
また、作者の意図する概念を、理科離れといわれている世代に伝えるには、
易しく横断的な内容の方が興味を惹きやすいんだろうな、とも思えました。

で、本書とは関係ないけど、私は 「予定不調和」 という言葉に惹かれます。
大学時代に、生命科学への興味が、個人的な動物愛護心や生命倫理と相反し、
身動きが取れなくて絶望感に苛まれた日々を過ごしていたことがあります。
罪悪感を持ちながら仕事に邁進する、ということを恐れたんですね。
若く幼い考えですね。肉を食べてるくせに・・・医療の恩恵を受けてるくせに・・・
でも私は、今でも動物を実験用と愛護用に割り切ることに違和感があります。
その答えは永遠に出ないと思う。今の私ができる最大限の努力は、
実験動物に感謝の心を持てるよう、毎日の生活の中で倫理観を鍛えることかな。

最近は、自由競争と世界平和という欲求に挟まれアンビバレンツ状態です。
これはまた、考えがまとまったら書きたいなぁと思ってます。

・・・そんなネガティブなことをもやもやと考えていたら、
やはり科学者はポジティブであることが一番大事なのかも?と思えた。
逃げず立ち止まらず前進する好奇心!私も見習わなければ!

私は、科学者に共通している思考方法や信念を知りたい。
そのような情熱的な本に出会いたい。またネットを徘徊してみます。
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23:08 review | コメント(0) | トラックバック(0)
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