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新渡戸記念庭園

2010/10/30
University of British Columbia にある NITOBE MEMORIAL GARDEN
現地の説明書きの言葉から引用し、ご紹介させて頂きます。

nitobe2.jpg


この庭園には、日本の教育者かつ大使である新渡戸博士の精神が奉られています。
自然との調和、他の生命体との調和がここに作り出されており、
太平洋のこちら側の国々と日本国の相互理解を深める架け橋になっています。

この庭園は、人生の旅を反映するように設計されています。
庭園に入りましたら、時計の針と反対の方向(右回り)に進んで下さい。
この辿り方は、the way of the moon(the way of the sunという順路もある)
といわれ、記念公園を歩く時はこの順路が使われます。

nitobe5.jpg


沢山ある燈篭は、暗闇を追い払う光を象徴し、日本庭園の重要な特徴です。
庭園に入ってすぐ左側にある大きな新渡戸記念燈篭は、父親燈篭とも呼ばれています。

この燈篭の地点が「誕生」の場で、この燈篭を境として、道が二つに分かれています。
左側の短い道は健全な子供の人生を表わしている整然とした道ですが、
もう一つは山道で、あまり健全ではない子供が味わう苦難の人生を表わします。

nitobe1.jpg


この山道を降りると小川があり、小川を渡るための飛び石のすぐ右側には滝があります。
道をのぼり、二つの道が交差した所に出ると、その前には静かな池が広がっています。

nitobe3.jpg


庭園は神を崇めるための特別な場所で、そこにある水は清めの媒体になります。
池の中にある小島には雪見燈篭があり、これは母親を表わしています。

池に沿って行くと石盤があり、「太平洋の架け橋になりたい。」という、
新渡戸博士の生涯の夢が記されています。

新渡戸稲造


次に見える七重の塔には仏陀像があり、人生の意味を探求する青少年を暗示しています。
少し進むと楓の木の下に小さな女燈篭があり、ここから未婚の若者がテーマになります。

菖蒲の群れの上にかかった橋は、結婚を象徴しています。
しかしプレイボーイ燈篭の先は青少年の反抗を象徴し、行き止まりになっています

nitobe4.jpg


来た道を戻って、ジグザグ橋を渡って下さい。橋は人生における変化を意味し、
この橋を渡ることにより、肉体の成長に変わり精神的な成長が始まることを意味します

森に向かって歩いて行くと、結婚燈篭が見えてきます。
左側の道を進むと東屋に着き、屋根にあるおにぎりの形は家族の養育を象徴しています。
この東屋からは永遠の命の象徴である亀の形に作られた小島が見えます。
ここで、幼少時代、青少年時代それに結婚を回想し、平穏を願います

元の道に戻り、レモンの木燈篭の前を通り過ぎ、
少し傾いた桜の木の所まで行って、右に曲がるとお茶室とその庭があります。

nitobe6.jpg


質素なお茶室にある禅庭園に入り、その周りにある路地の石の上を歩いてみて下さい。
ここでは俗世界を離れ、茶道と呼ばれる心と体を鍛える厳しい修行が行われます。
所有しないことは全てを所有していることである。」と禅は教えています。

茶室を出て、庭園の入り口に戻ります。
そこにあるベンチに座り、道の向こうにある美しく均整のとれた石をご覧下さい。

nitobe7.jpg


日本庭園は、美を愛でる場所であるだけではなく、
魂が培われる平穏と休息の場でもあるのです。
   
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